その疲れ、歯に出てませんか?
こんにちは!小畑歯科医院、歯科衛生士の弓場です。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。春から新しい環境での生活が始まり、少しずつ慣れてきた頃でしょうか。4月に頑張りすぎてしまった方ほど、ゴールデンウィークを過ぎたこの時期に、ふとした疲れやストレスがどっと出てくるものです。
「最近なんだか朝起きるとあごがだるい」「頭痛や肩こりが取れない」「全体的に歯がしみる」…そんな不調を感じていませんか? 実はそれ、無意識のうちに起こっている“噛みしめ”や“食いしばり”が原因かもしれません。今回はそんなトラブルと、その対処法についてお話しします。
ストレスや緊張が続くと、人は無意識のうちにあごに力を入れてしまうことがあります。例えば、仕事中にパソコンに向かっているとき、家事に集中しているときなど。知らない間に上下の歯を強く噛みしめて作業していたり、就寝中に歯ぎしりをして家族から指摘されたりする方は少なくありません。
このような食いしばりや噛みしめが続くと、さまざまなトラブルにつながる可能性があります。例えば、歯がすり減ることで知覚過敏を引き起こしたり、詰め物が欠けたり取れてしまったりすることがあります。また、歯ぐきにダメージを与えて歯周病が悪化することも。あごの関節に負担もかかり続けることで、口を開けづらくなる「顎関節症」を引き起こす場合もあります。治らない肩こりや頭痛、寝起きの疲労感の原因が、実は歯ぎしりだった…というケースもあるのです。
まずは日中の自分のクセを意識してみましょう。「上下の歯は普段、接触していないのが自然な状態」と言われています。仕事中やスマートフォンを見ているときなどに、「今、歯を噛みしめていないかな?」と時々思い出してみるだけでも、改善につながります。
また、ストレスを溜めすぎないよう、深呼吸をしたり、リラックスする時間を意識的にとることも大切です。そして、就寝中の歯ぎしり・食いしばりが気になる方には、歯科での相談をおすすめします。当院では、患者さまの症状やお口の状態に合わせた「マウスピース(ナイトガード)」の作製を行っております。
このマウスピースは、夜寝ている間に装着することで、歯やあごへのダメージを軽減し、トラブルの予防や改善につながります。保険適用で作製できますので、気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談くださいね。
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投稿日:2025年5月15日 カテゴリー:ブログ